製品情報(農機)

農機に関する製品情報を掲載。作業効率を高める各種農業機械の新着情報、導入事例、入荷案内など、農作業を支える最新の農機ニュースをご確認いただけます。

花粉採取から受粉作業までの省力化機器を紹介

花粉採取から受粉作業までの省力化機器を紹介

モモ・スモモの人工受粉を効率化する方法

花粉採取から受粉作業までの省力化機器を紹介

モモやスモモ、サクランボなどの果樹栽培では、
人工受粉(人工交配)作業が結実率や収量を大きく左右します。

しかし実際の現場では花粉の準備作業は多くの工程があり、
短期間に集中する重労働になりがちです。

特に近年は

・人手不足

・作業時間の不足

・天候リスク

などの問題もあり、
人工受粉作業を効率化する機械の導入が増えています。

人工交配機器の種類はこちら
👉 https://kk-mitsuwa.com/categories/pcat2/


人工受粉の花粉の準備作業の工程

1.花蕾採取

2.開葯(花粉を出す)

3.花粉精選

4.花粉希釈

5.人工受粉

特に

・葯の分離

・花粉の精選

・均一な混合

は手作業だと時間がかかり、
作業効率が落ちる原因になります。

そこで活用されているのが
人工交配専用機器です。

 


人工受粉を効率化する機械

人工受粉の作業を効率化するために、
果樹栽培では様々な専用機械が使われています。


葯採取機

花から葯を取り出す機械。

手作業では
花弁や花糸を取り除く作業が必要ですが、
機械を使うことで短時間で処理できます。

メリット

・花粉採取時間の短縮

・大量処理可能

・作業負担軽減


開葯器

採取した葯を開き、花粉を取り出す機械。

温度や湿度を安定させることで
花粉の発芽率を維持できます。

メリット

・花粉品質安定

・発芽率向上

・作業の均一化


花粉精選機

花粉以外のゴミや葯を取り除き、
純度の高い花粉を作る機械。

メリット

・花粉ロス削減

・受粉効率向上

・均一な受粉


花粉混合機

花粉と増量剤(石松子など)を
均一に混ぜる機械。

人工受粉では
花粉を希釈して使用するため、
均一混合が重要になります。

メリット

・花粉節約

・均一受粉

・作業効率向上


花粉交配機

実際に花に花粉を付着させる機械。

メリット

・広範囲を短時間で受粉

・作業時間短縮

・均一な受粉


果樹の人工受粉は
収量と品質に直結する重要な作業です。

人工受粉作業を効率化したい方は
機器の活用を検討してみてください。

👇人工交配機器はこちら
https://kk-mitsuwa.com/categories/pcat2/

SSの凍結にご注意ください

SSの凍結にご注意ください

ここ数日、朝晩の冷え込みにより
SS(スピードスプレーヤ)ポンプ破損のご相談が増えています。

内部に水分が残ったまま氷点下になると、凍結膨張により重大な破損につながります。

 

凍結で破損しやすい部位

・ポンプ室(ピストンパッキン/プランジャー部)

・レギュレーター

・配管ジョイント部

・圧力計

・ノズル配管末端

修理費用は
数万円〜数十万円になるケースもあります。

 

【SS凍結防止対策】

基本原則:「水を残さない」

凍結=内部残水の膨張破損です。
水を完全に抜くことが最大の予防策です。

 

◎冬季保管前・休眠期防除後の凍結防止手順

1.タンク排水

・タンク下部ドレンコックを全開

・ストレーナーを開けて清掃

 

2.ポンプ内完全排水

・ノズルを開放し、数秒間空吹きしてポンプやノズル、ホース等配管内の水を完全に抜く。

・ポンプのドレンコックを緩めて排水

・圧を完全に抜く

 

3.不凍液循環

最低気温 氷点下を下回る地域では実施を推奨します。

使用液

・プロピレングリコール系不凍液

・自動車用LLC(50%希釈)

方法

・タンクに5〜10L投入(例・不凍液3L:水3L)

・エンジン始動

・全ての噴霧ノズルと手散布ノズル(ピストル)から着色液(緑色)が出るまで通して循環させる

・停止(抜かずに保管)

※不凍液(LLC)を確実に噴霧経路に循環・充填する事

 

[SSの保管環境]

対応レベル 

保存場所

コメント

屋内保管(倉庫・車庫)

放射冷却を防げる

ブルーシート+断熱材

最低限の対策

野ざらし

破損リスク大

 

[今すぐ確認してください]

タンク内は完全排水済みですか?
ポンプ内部の水抜きはしましたか?
ノズルから空吹きしましたか?
不凍液循環を行いましたか?

 

[SSが凍結してしまった場合の対処方法]

✖️絶対にやらないこと

・すぐにエンジンをかけない

・無理にポンプを回さない

・いきなり圧をかけない

凍ったまま動かすと
ダイヤフラム・レギュレーター・配管が破損します。

 

◎正しい初動対応

1.自然解凍

・屋外の直射日光の当たる場所へ移動

・毛布でポンプ周辺を保温

・室温でゆっくり解凍

・お湯をポンプにかける(ぬるま湯)

※熱湯・ドライヤー直当て・直火は禁止

2.解凍後チェック

亀裂はないか
水漏れはないか
圧力計は正常か
レギュレーター滲みはないか

3.始動テスト

・低回転で始動

・徐々に圧を上げる

・異音・振動・漏れ・異臭(ゴム系)確認

異常があれば即停止してください。

 

[よくある症状と原因]

症状

想定箇所

圧が上がらない

ピストンパッキン劣化・調圧劣化

ポンプ下から水漏れ

ケース割れ

レバー付近から漏れる

レギュレーター破損・配管割れ

圧力計ゼロ固定

内部凍結破損

 

[春先の出動前も要確認]

・使用一週間前に試運転

・圧が上がらない

・水漏れがある

・異音・異臭がする

 

少しでも違和感があれば点検を。

点検・ご相談はお気軽にご連絡ください。

当社では丸山・共立・ショーシン各メーカー対応可能です。

凍結後の無理な始動は高額修理につながります。

4月に凍結した事例もあります。

「大丈夫だろう」は危険です。

地域の農家さんの大切な機械を守るため、

春先ベストコンディションで始動するためにも、

事前の対策をぜひお願いいたします。

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