製品情報(農薬)

農薬に関する最新情報を掲載。病害虫対策に役立つ製品や使用時期のご案内など、安定した生産に欠かせない情報を随時更新しています。

クビアカツヤカミキリへの警戒をお願いします

クビアカツヤカミキリへの警戒をお願いします

桃・スモモなどの果樹を守るために

 

▶︎クビアカツヤカミキリへの警戒をお願いします

 

▶︎【警戒】特定外来生物クビアカツヤカミキリが本県でも確認されました

 

山梨県農政部より、クビアカツヤカミキリによる被害防止対策について通知がありました。

クビアカツヤカミキリは、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されている害虫で、モモ・スモモ・オウトウ・ウメ・サクラなどのバラ科樹木を食害し、被害が進むと樹木を枯死させる恐れがあります。

近隣都県では侵入が確認されており、本県でも令和8年7月7日に大月市駒橋地内の公園において県内で初めて確認されました。十分な警戒が必要な状況です。

早期発見・早期駆除が重要です

クビアカツヤカミキリは、発見が遅れると防除が難しくなります。

そのため、日頃の園地管理の中で早めに異変を発見することが重要です。

以下のような症状がないか、ぜひご確認ください。

  • ・樹の幹や枝に小さな穴が開いている
  • ・樹の根元に木くず(フラス)が落ちている
  • ・樹皮の割れ目から木くずが出ている
  • ・見慣れないカミキリムシを発見した

特に桃やスモモなどの果樹園では、防除作業や摘果・収穫などの管理作業の際に、樹の状態を確認する習慣をつけることが大切です。

果樹産地を守るために

クビアカツヤカミキリの被害を防ぐには、地域全体での早期発見・早期対応が欠かせません。

もし疑わしい症状や成虫を確認した場合は、自己判断で移動・処分せず、関係機関へご相談ください。農地で発生または侵入が疑われる場合は、農務事務所や病害虫防除所への連絡が案内されています。

大切な果樹を守るため、日々の園地巡回での確認にご協力をお願いいたします。

 

▶︎クビアカツヤカミキリに関する情報  農林水産省

▶︎クビアカツヤカミキリの関連情報のリンク集  環境省

 

農家を支える総合パートナー
双葉商事株式会社

ブドウ黒とう病・晩腐病の防除対策 病害虫防除所情報 第1号

ブドウ黒とう病・晩腐病の防除対策 病害虫防除所情報 第1号

2026年7月、山梨県病害虫防除所より「ブドウ黒とう病・晩腐病の防除対策について」の情報が発表されました。

▶︎病害虫防除所情報第1号 PDF

▶︎山梨県病害虫防除所(総合農業技術センター調査部)

6月中旬の巡回調査では、県内一部のほ場でシャインマスカットを中心に黒とう病の発生が確認されています。
また、甲府市では6月1日から7月2日までの降水量が平年を大きく上回っており、降雨による病害の拡大が心配される状況です。

黒とう病・晩腐病は、雨によって感染が広がる恐れがあります。
特にこれからの時期は、果房を雨から守るためのカサかけ・袋かけを早めに行うことが重要です。

また、発病した新梢・葉・巻きひげ・果粒などは伝染源となるため、見つけ次第取り除き、ほ場外へ持ち出して適切に処分しましょう。

カサかけや袋かけが遅れる場合には、登録農薬による適切な防除も必要です。黒とう病ではフルーツセイバーやオンリーワンフロアブル、カナメフロアブル。晩腐病ではセイビアーフロアブル20やミギワ20フロアブルなどが防除対策として挙げられています。

特にシャインマスカットなど病気に弱い品種では、早期発見・早期防除が大切です。

双葉商事では、農薬・肥料・農業資材の販売だけでなく、地域の農家の皆様が安心して栽培を続けられるよう、病害虫情報の発信や防除相談にも取り組んでいます。

「葉や房に気になる症状がある」
「今年の防除タイミングを相談したい」
「使用する農薬について確認したい」

など、お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

農家と歩む、農業の総合パートナーとして、これからも皆様の営農をサポートしてまいります。

双葉商事株式会社

植物成長調整剤|フルメット液剤

植物成長調整剤|フルメット液剤

ブドウ栽培で植物成長調整剤として使用されている

「フルメット液剤」についてご紹介します。

 

①植物成長調整剤とは

植物が本来持っている成長の働きを調整する資材の事です。

・実を大きくする ・種なしにする

・生育をそろえる ・花や果実の成長を助ける

など、作物の品質向上を目的に使用されています。

 

②フルメット液剤とは

ブドウの粒を大きくしたり房の見た目を整えたりするために

使用されている植物成長調整剤の事です。

・果粒肥大(粒を大きくする) ・粒ぞろい向上

・房のボリュームアップ ・商品性向上

など、高品質な房づくりのために使用されています。

 

③使用する時期

種なしのブドウを作る場合は、ジベレリン処理と一緒に行います。

 

④使用する量

「フルメット液剤」は少量でも効果が強いため、

使用する際は、ブドウの状態を見ながら、

希釈倍率を決める事が大切です。

 

⑤使用時の注意点

品種樹勢によって効果の出方が異なるため、

・樹の勢い ・着粒量

・房数 ・天候

などを見ながら使用することが大切です。


※使用前には必ず最新の登録内容をご確認ください。

 

「フルメット液剤」は、農薬とは少し役割が異なり、

「病気や害虫を防ぐ」のではなく、植物の成長をサポートするために使用されます。

 

 

住友化学 公式ホームページはこちら

フルメット液剤 希釈早見表はこちら

ジベレリン粉末についてはこちら

フルメット液剤について

住友ジベレリン粉末

住友ジベレリン粉末

平素よりバイオラショナル製品を

ご使用いただき誠にありがとうございます。

 

これまで、住友ジベレリン錠剤を使用されていた

ブドウ栽培農家の皆様は、住友ジベレリン粉末1号へ切り替えとなります。

 

住友ジベレリン粉末1号の希釈時の注意点

住友ジベレリン粉末1号をご使用になる場合、

1包50mgに錠剤2錠分の成分量が含まれています。

 

住友ジベレリン粉末1号の希釈方法

水2Lに対して、住友ジベレリン粉末1号(1包50mg)=25ppm

水4Lに対して、住友ジベレリン粉末1号(1包50mg)=12.5ppm

 

 

バイオラショナル製品①はこちら

バイオラショナル製品②はこちら

ジベレリン粉末について

果樹の各病害虫対策まとめ 2026年4月

果樹の各病害虫対策まとめ 2026年4月

■果樹の各病害虫対策まとめ

【ブドウ:越冬病害虫の防除】

ブドウでは、越冬したダニ類の初期密度を抑えることが重要です。

  • ブドウハモグリダニ・サビダニ類対策
     石灰硫黄合剤は防除効果が高いため、使用可能な園地では
     20倍希釈での散布を基本とします。

👉 住宅地周辺では飛散・臭気に配慮し、
 結果母枝への部分処理も有効です。

  • 石灰硫黄合剤が使用できない場合
     👉 クムラス300倍+展着剤)で代替防除
  • 発生が見られる園地
     👉 展葉初期(2~3枚)に
      コテツフロアブル2,000倍)を散布

▶発芽前防除(主要品種)

対象:巨峰系4倍体品種(巨峰・ピオーネ・藤稔等)、デラウェア、甲州

  • ベンレート水和剤/ベンレートT水和剤20を散布

使用時のポイント👇

  • ベンレートT水和剤20
     👉 単用散布(石灰硫黄合剤は2週間前まで)
  • ベンレート水和剤
     👉 石灰硫黄合剤と混用可
     ※混用時は「ベンレート→石灰硫黄」の順で溶解

【立木類(モモ・スモモ・オウトウ)】

▶ハマキムシ類対策

開花期~発芽初期に発生し、葉や花を綴って食害します。

  • 中齢以降は薬剤効果が低下
    👉 初期防除の徹底が重要
  • 発生が多い場合
    👉 落花期に
     フェニックスフロアブル4,000倍)**を使用

▶チュウゴクアミガサハゴロモ対策

▶︎PDF

摘蕾・摘花時に産卵痕が確認されることがあります。

  • ブラシ除去では不十分
    👉 枝ごと剪除し、埋設または焼却処分

👉 物理防除が基本


▶灰星病(花腐れ)対策

落花期の降雨が続くと発生が増加します。

  • 天候(降雨予報)を確認し
    👉 適期防除を徹底
  • オウトウ雨よけ栽培
    👉 開花期の降雨時は
    ビニール被覆を閉めるなどの環境制御も併用

■まとめ

今期は降雨が多く、初期防除の遅れが被害拡大に直結します。

  • 越冬害虫は「発芽前~初期」で確実に抑える
  • 病害は「降雨前提」で予防管理
  • 物理防除も積極的に実施

早期対応が、その後の防除負担を大きく軽減します。

※参考資料

▶︎病害虫発生予報第1号(PDF)

▶︎山梨県病害虫防除所ホームページ

果樹の病害虫発生予報まとめ 2026年4月

果樹の病害虫発生予報まとめ 2026年4月

■果樹の病害虫発生予報まとめ

今月は気温が高く、降水量も平年並~やや多い見込みのため、
全体的に発生時期は早く、発生量は平年並と予想されています。

👉 「早めに出る・油断すると広がる」傾向


【ブドウ】

▶黒とう病

発生:早い/量:平年並

👉 展葉直後から感染するため、
初期防除の遅れがそのまま被害につながる病害

◎対策ポイント

  • 展葉初期から防除暦どおりに散布
  • シャインマスカット等は特に注意
  • 病斑枝・巻きひげの除去を徹底

【モモ】

▶せん孔細菌病

  • 発生:早い/量:平年並

◎対策ポイント

  • 芽枯れ・枝枯れは早期除去
  • 満開直後から定期防除
  • 降雨前散布が基本(雨で伝染)

▶うどんこ病

  • 発生:早い/量:平年並

◎対策ポイント

  • 落花期から防除開始
  • 適用薬剤で遅れず対応
  • 発病果は優先的に摘果

▶モモハモグリガ

  • 発生:早い/量:平年並

👉 高温で増殖リスクあり

◎対策ポイント

  • 落花期(食入初期)の防除徹底

▶アブラムシ類

  • 発生:早い/量:平年並

◎対策ポイント

  • 開花直前~落花期に初期防除
  • 継続発生時は追加防除

【スモモ】

▶スモモヒメシンクイ

  • 発生:早い/量:平年並

◎対策ポイント

  • 多発園では
    👉 交信かく乱剤(ナシヒメコン)活用

▶アブラムシ類

  • 発生:早い/量:平年並

👉 モモと同様に初期防除が重要


【立木類(モモ・スモモ・オウトウ)】

▶灰星病

  • 発生:早い/量:平年並

👉 降雨で発生増加

◎対策ポイント

  • 花腐れ症状の早期確認
  • 予防散布の徹底
  • 被害部は除去・園外処分

▶ウメシロカイガラムシ

  • 発生:早い/量:平年並

👉 4月下旬~5月上旬が防除適期

◎対策ポイント

  • 幼虫発生ピークで確実防除

▶カメムシ類

  • 発生:早い/量:平年並

👉 飛来は年変動が大きい

◎対策ポイント

  • 夕方~夜間の園地確認
  • 地域一斉防除が有効

【施設ブドウ】

▶ハダニ類

  • 発生:平年並

◎対策ポイント

  • 初期発生を見逃さない
  • 多発前に早期防除

▶灰色かび病

  • 発生:平年並

👉 天候不順+多湿で発生増加

◎対策ポイント

  • 換気・湿度管理の徹底
  • 花かす・発病部除去
  • 開花期の環境制御(換気・加温)

■注意事項

訪花昆虫(ミツバチ等)を導入している園では、
防除時期・使用薬剤に十分配慮し、指導機関の基準に従ってください。


■まとめ

今月は👇

👉 「発生は早いが量は平年並=初動がすべて」

  • 初期防除の徹底
  • 降雨前対応
  • 園地観察の強化

が安定生産の鍵となります。

※参考資料

▶︎病害虫発生予報第1号(PDF)

▶︎山梨県病害虫防除所ホームページ

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